ムラカフカハルキ

お久しぶりでございます。
珍しく忙しC。

シンポジウムも映画祭も最終準備に取り掛かかっております。
今までわりかし暇だったツケが一気に。


そんな中でですね、珍しい人にお目にかかりましたのでちと報告をば。
2.3日前にチェコ大使館で内輪だけの映画上映会が催されたんです。

上映作品は「スィート・スィート・ヴィレッジ」。

チェコの田舎の小さな村を舞台に、ちょっと頭の弱い青年と彼の相棒で父親代わりの男の二人を通して、村の楽しくもあわただしい日々を心暖まるタッチで描いた優しい映画。のどかな田舎の風景と生き生きとした登場人物達が何よりも魅力的。話らしい話が無い訳でもなく、繰り広げられる数々のエピソードも愉快。(どっかから抜粋)

まぁ何度か観たことがある作品なもんで上映中は爆睡でしたが。
ちなみにいい映画です、結構好きです。
コメディ風味のところもあり、後ろの奴がフガフガ笑ってました。
結構でかいチェコ人でした。

と、ここまではどうでもいい導入部なのですが、
上映会の後にちょっとしたワインパーテーみたいのがあるんですね。
オトナ達の名刺交歓会みたいな。
どこそかのパーチーとかだと、得てしてそういった会は若者に厳しい時間帯なのですが、
場所柄わりと知り合いが多く、なんとか凌げました。

そう。

そこで、紹介してもらった人の中に、「フガフガ笑ってたでっかいチェコ人」がいたのです。
2メートルくらいあんのよ。
で、めっちゃ痩せてる。
Tシャツ・ジーパン・サンダル・ポシェット。
右手にコーラ、左手にサンドイッチ。

何者!?

えーと、村上春樹をチェコ語翻訳してる方でした。トマシュ。

ところで、フランツ・カフカってご存知でしょうか。
変身とか審判とか城とかアメリカとか書いた人です。
チェコ人っつーか、チェコ出身のユダヤ人。
海辺のカフカのカフカかどうかは知りませんが。

で、「フランツ・カフカ賞」ってのもあるんです。
そろそろ授賞式がチェコで行われるはず・・
わりと凄めの作家賞なんですが、どのくらいかと言いますと、
前回・前々回の受賞者が立て続けにノーベル文学賞ってなもんです。

で、今年のカフカ賞受賞者は、話の流れ的にも当然の、村上春樹ですね。

そんなこんなで、私は村上春樹をわりと読むんです。
読める作品の大半は網羅してます。好きか嫌いかは別問題として。

トマシュを紹介されたときも、ちょうど文庫のアフターダークが鞄に入ってたんで、
ホレミロと見せたところ、またフガフガ笑ってました。今まさに翻訳中なんだと。
よくもまぁ、あの面倒くさい比喩を訳す気になるもんだ。

色んな人に会ってきたけれど、今回のは中々に異色だったぜ。





参考までに。
今年のノーベル文学賞はトルコのオルハン・パムクでした。
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by chikara_mikado | 2006-10-18 16:29 | チェコのこと
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