外国人警察の話 4

仏の顔も三度まで。三度目の正直。二度あることは三度ある。
どっちやねん。

さて、結論を先に言うと、勝負に勝って相撲に負けた。
訳すると、べらべらっと言われたチェコ語は理解できないが、VISAっぽいもの貰った。

しかし!

まだ何か問題があるらしい。
10月になってからまた来いとか言われた気がする。あくまでそんな気がする。
イキタクネェヨ。

今日も朝5時出勤。
月曜日なだけあって、皆さん気合いが御入りになっています。
いつものこれ。
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まぁ、なんとかギリギリ券がもらえるだろう。というところ。
しかしそこから、怒涛の横入り。毎度毎度のこととはいえ、真面目に並ぶのが馬鹿らしい。
でも並びますよ!ズルハイクナイ。

後ろもこんなんなってる。
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写真の外までも並んでるのさ。

さてさて、入場開始
体の入れ方もお手の物。
叫び声がこだまする中、悠々と滑り込む。

手にした番号は79番。
何時間かかれと・・
お前、朝5時から夕方5時まで拘束する気かと。

ま、何はともあれこれでVISAの一件は落着だろうと、
手にした券を片手にボーッとしていたら、
アジア系の女に話しかけられた。

「券交換しようよ、私11番なのよ。」

ハッ!
まじですか。
すぐじゃないですか。エースで4番じゃないですか。それは野球じゃないですか。

「なんで?」

「書類の準備に時間がかかりそうなの!」

「ウソツケ、ナンカタクランデルダロ」

「本当よ、どうするのよ!交換するの?しないの?」

「ちょ、ちょ、ちょいとお待ち!」

で、日付を確認して交換した。
ここまで来て騙されたらシャレにならん。

どうも本当に時間が必要だったらしく、券を交換した娘は急いで外に駈けて行った。
自分の番が回ってきて席に着くまで、ずっと騙されたんじゃないかとヤキモキしてたが、
杞憂だった。

紙も気まぐれなことをする。
幸運をくれるなら、早くVISAをくれよ。

で、今日の担当者は太ったおばさん。
Mrs.ヒトラーの隣の隣の机だ。

10番の人の担当がヒトラーになっちゃって、座ってすぐに駄目出しされてた。
お前完全なるSで外国人を朝からいたぶって楽しんでるだろ。

太っちょはご多聞に漏れず、全く英語が喋れないので言ってること全然分からない。
それでもアイスに比べるとずいぶん優しくて、たまに笑う。
よかった、本当に貴方でよかった。

持ってった書類やら資料やらを渡すと、何やらガソゴソやり始めた。

す、進んでる!
確実に何かが進んでる!

と、じっと待っていたら、お前は何かを持ってないからダメ!みたいなことを言われた。

「何?何持ってないの僕は?」

「だ~か~ら~、%$#($%&’☆?!。」

「何?何持ってないの僕は?」

「あqすぇdrftgyふじこlp」

「何?何持ってないの僕は?」

「ガオッー、=)(’&%$#”?_>、。」

「うん、わかった。そうだよね。(全然わかってない。)」

10月1日がなんとかかんとか。
どうやら、月が変わったらまた行かないといけない・・?

それでも、パスポートを見たら、得体のしれないビザと汚くて読めないメモ書きつきのビザ、
なんか2枚も貼ってあるよ?つか多くね?

はてさて、どうなることやら。


→と、この張ってもらったVISAを方々に見せて意見を募ったところ、

「もういいんじゃね?ちょっとオカシイけど、なんか貼ってあるし」

「デスヨネー。もう放置します!」

というわけで、現在も放置中。
だって、太っちょが俺のパスポートに但し書きみたいのしてたんだけど、

01,10,2007からなんとか、って感じのところを
01,01,2007とかなってて・・

間違えてるし!

俺がこの国来る前からVISAでてるわけ?

というわけで大丈夫であると確信犯(政治的、思想的、心情的に正しいと思うこと)。
ようやく存在感を確保したワタクシは、少しほっとして
午後の日差しを浴びながら帰宅したしました。

まるで徹夜で麻雀をしたあの焦燥感を背中に背負っているかのごとく。
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by chikara_mikado | 2007-10-11 22:05 | チェコのこと
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