カテゴリ:チェコのこと( 49 )

ある温泉町の国際映画祭 その2

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に参加した記憶の欠片を投げ貼りつけ中です。

2日目。
今日も肌寒い。曇ってるし。
朝は人も疎ら。

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ちょっとここで街とか祭りとかの説明なんぞを。
気の短い人は飛ばしたらいいよ。

カルロヴィ・ヴァリ(長ったらしいので以下KV)って都市は・・・

・チェコの西北部位置する人口5万人ほどの小さな都市。
・ゲーテやベートーヴェン、ショパンなどが愛した温泉街。
・温泉は浸かるためのものより、飲むほうが多い。

K.V国際映画祭は・・・

・国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭として、
カンヌ・ヴェネチア・ベルリン・ロカルノ・モスクワに続き、
世界十二大映画祭(A-festivals)に名を連ねている。
・歴史が古く1946年の第1回から今年2007年で第42回となる。

中身っつか雰囲気は・・・

・59カ国から約260作品が集結
・1万人以上の観客も集結(含む映画関係者、学生)
・大小合わせて9つの上映施設、13つの上映会場が街中に散らばっている。
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・地図の端から端で大体2.5㎞くらい。

・ちゃんとした映画館もあれば、ホテルのグランドフロアに椅子並べて
でっかいスクリーン置いたとことかもある。
GrandHotel PUPP(プップ。ふざけた名前だが、めちゃくちゃ奇麗なホテル。
MI3の撮影で使われてた。)の会場はこんなん。
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・上映スケジュールもそれぞれの会場で異なり、観客は自分の観たい作品の時間と場所を
調べ、お目当ての会場へぞろぞろと好き勝手に歩いて行くのです。
・一応無料のバスが劇場の前を一回りするコースで走っているのですが、
時間がバッチリ合うことは稀。
・KINOの次がRICHMONDだったりすると結構本気で凹む。

もちっと踏み込んだ雰囲気・・・

・観客層というか映画祭に参加する人間は大きく分けて3つ。
一般のお客さん、プレス(記者)、フィルムインダストリー(映画産業関係者)
・夏休みに入る頃ということもあって、学生の数はかなりのもの。
寝袋に潜り込んで公園で夜を明かすとか日常茶飯事。

・僕は映画産業で登録しました、5日間で1500CZK(約9000円)。
・Czech-Japan Film Festivalの関係者として登録しておいたら、
公式の冊子に自分の名を発見。3ミリ口元が緩む。

フィルムインダストリーって・・・

・毎日最優先の入場チケットが4枚貰えます。
・券持ってなくても並んでる人を尻目に上映会場にひょいひょいっと入れてくれます。
・そして、プレスルーム/インダストリーセンターと呼ばれる情報室に入り浸り放題です。
・ちょこちょこ何らかの招待状が届く。

CZKというのは通貨単位:チェコクラウンの略字ですが、
2000年頃は、1CZK=約3円
2006年には、1CZK=約5円
そして今年は、1CZK=約6円
価値が毎年どんどん上がっております。
EUに加盟したことって関係あるかも。
2010年からEUROに切り替え開始の予定。


というわけで、長すぎる前置きをやっと終え、
6月30日(土)のことを。

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この日観たのは、以下の4本。

・Pingpong

実際に I can fly してしまった人の映画ではないです。
一瞬、それか!?と思ったものの、よく見ると from ドイツ。
一本目だし、目に留まったのも何かの縁だということでリスト入り。

ポールは16歳。
親父が自殺して以来、母親と二人だけの家に居場所を見つけられない。
夏休みの間だけ従兄の家に逃げるように転がり込む。
久しぶりに訪れたの彼ら家では、微妙な歓迎をされる。
慣れてくるうち、その従兄の母親に性的な興味を抱いた彼は、少しずつ行動を起こす。
状況を自分がうまくコントロールしていると思っていた少年は、
実はその母親に嵌められているということに気づく。
怒ったポールは、いとこの母親の大事なモノを・・

思春期の少年の葛藤と行動を痛々生々しく観せつけられた。

末吉を引いた気分。


・異聞猿飛佐助

遠い異国に来て、なんでまた邦画を観るのかといいますと、
日本の映画を観ている海外の観客どもの反応を観察したいと。
そう思ったわけなんです。

「オゥ、ニンジャー」
「ムム、サムライ・・?」

隣のオッチャンは、ちょっと嬉しそうに呟いていた。
でもきっと彼には区別が付いていないだろう。

この作品は、篠田正浩監督が1965年に撮ったもので、
テーマはタイトルからしてわかるように関ヶ原の合戦が終わった直後の
混乱時に活躍した諜報・間者達に焦点をあてている。

だけど、聞いてくださいよ。外国の観客にですよ、
徳川と豊臣の戦が~とか、天下分け目の大決戦ののち~とか、
真田は両方の出方を伺っていたっ、などと分かるわけがありますまい。

しかも説明の人、超早口。
字幕も超早出し。無理。

皆さん、背景をろくに理解できず、単なる忍者アクションとして楽しんでいたご様子。
でも、あまりに予定調和な展開に、たびたび零れる苦笑。

ここでこの映画やる意味あんのかな、と思いつつまた末吉を引いたような気が。

でも篠田監督はカウロヴィ・ヴァリにいらしていたらしい。
僕は1日早く街を出たので、レセプションには参加できなかったけれど。


・Rozpominani

題名からして不詳。
チェコのドキュメンタリー作品だそうで。

紹介文には、とても簡潔に説明が載っていた。

チェコ人は幸せ?
彼らの考え方は?
彼らの価値観は?
彼らの興味は?
政治への関わり方は?

この作品で貴方のその疑問を解決します。

だって。

結構期待して観たんだけど、質問対象者が偏っていた。
プラハを歩いてる人々が中心なはずなのに、社会的弱者とか
イカレポンチな若者とか病院に入院中の老人とか、
マイノリティーな人達の考え方が目立つように作られてた気がする。

だから多くの人が、

「幸せなんかじゃない、人生に疲れている。」

みたいなことを口にしてた。


登場した若い女の子は、クラブで中指立ててセックスセックス叫んでたし。
日本の女子高生は全員援助交際してますって説明された気分になったわけだ。

結構な自虐っぷり。

プラハのことを知らない人が観たら結構印象が偏るよなぁ、などと考えていたら、
上映の後、監督が出てきて観客とのディスカッション始まった。

始まって2分で激しい論争に。
つか、最初の質問した人がいきなり喧嘩売ってた。

「私はどうやら時間を無駄に過ごしてしまったようだ。
貴方の作品は捻じ曲げた事実を観客に伝えようとしている。
それはドキュメンタリーとは呼べない。どう思うか?」

監督も買っちゃって、

「君は自分で何か撮ったことがあるのかな?
この人達(質問に答える一般の人々)が嘘をついているとでも?
これもまた事実の一つなんだよ。そこがわかっていないようだね。」

この辺までは、通訳のお姉さんがチェコ語から英語に直してくれたから、
なんとか会話を拾えてたんだけど、そのうち熱くなった観客たちと監督は
お姉さんを無視してチェコ語でギャーギャー始めた。

それでも、割って入るように一言だけ英語に通訳したりしている孤軍奮闘の
お姉さんを見るたびに、

「負けるな!頑張れ!」

と思っていたのは僕だけじゃないはず。

観客派、監督派、お姉さん派に分かれてこの討論は1時間くらい続いた。
白熱した朝まで生テレビみたいになってた。

これは中吉。映画は凶だったけど、討論が大吉、故に。


・The Hottest Sttate

アメリカの映画。
イーサン・ホーク監督
つまんなかった。

夜の10時から上演だったのだけれど、映写機の担当者がうつらうつらしたのか、
一本目のフィルム切り替えのとき、カラカラカラという音ともに画面が灰色に。

おいおい、どこの浅草下町劇場だよ。

ここで、一個説明せにゃいかんのだけど、
この映画祭に限らずどこもそうだと思うけど、字幕は2つ。
英語とその国の言葉。
ドイツの映画なら英語の字幕とチェコ語の字幕といった具合。

でも、フィルムに2つとも載せるのはちょっと無理なので、
スクリーンの下に電光掲示板みたいので、チェコ語字幕がパッパッパと表示されていく。
英語字幕はフィルムに乗ってることが多い。

カラカラカラという音ともに画面は消え去っても、チェコ語の電光字幕は進んでいく。


さぁ、フィルムのセットが完了し続きが始まったぞ!

はい。

セリフとチェコ語字幕があってません。
どこの素人映画祭じゃぁぁぁぁ。

というところが、一番の盛り上がりポイントでして。
それ以外はあんまし覚えていない。

凶。






えーと、全体的に大外れの日でした。
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by chikara_mikado | 2007-07-20 21:24 | チェコのこと

ある温泉町の国際映画祭 その1

帰ってまいりました。
日本は湿っぽい。

成田から直でラーメン屋に、そして華麗に帰宅。

みてください、このクレイジーなチェコ国内行程を。
プラハ→ブルノ→プラハ→ブルノ→プラハ→カルロヴィ・ヴァリ→プラハ→
ブルノ→ズノイモ→ブルノ→リトミシュル→プラハ→ブルノ→プラハ→ウィーン。
そして帰国。

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たぶん移動総距離3000㌔かと。
しかも全部byバス。
ちなみに左がドイツ、左下スロヴァキア、右下オーストリア、右ポーランドとなっております。


さて、今回の目的のひとつであるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭。
日程の都合で前半部分の滞在となりましたが、今年もなかなか山あり谷あり。
K.Vは草津と姉妹都市です、何気に。


6月29日(金)

初日です。
お姉さん、めっちゃ笑顔。

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今年は寒いです。20℃前後。
去年は猛暑でした。35℃前後。

去年のあまりの暑さに半袖しか持ってきてない僕は、
毎日布団の中でブルブルしてました。

映画が始まるのを外で待っていて、
雨が降り出した時など、もうダルマさんみたいになっちゃう勢いで。
Tシャツに手足を潜らせる伝統的な日本児童スタイル。

海外の人々から好奇な視線をいただきました。


さて、今年は小細工の甲斐あって、オープニングに合法的に侵入することができます。
ちっちゃなデジカメを片手に世界中のプレスに交じって孤軍奮闘。

望遠カメラを重装備した戦士から冷たい視線をいただきました。


ゲストどもが赤絨毯を颯爽と入場開始。
よーくわかりました、人気があると自分で思い込んでるやつは歩調がゆっくり。
カメラ戦士たちが声をかけ、にこやかに振り向く。なかなか絵になってます。

ただし、自分というものが分かっていない人は、更に輪をかけてゆっくり。
なのに誰も反応せず。悲しすぎ。

違いの解らない男:「ほーら、僕を撮ってもいいんだよ」
一同 :「さっさとどかんかボケ。次がつかえとんじゃ。」

そういや、チェコの玄人筋な俳優さんなど顔と名前が一致しないことに気がついた。
みんな騒いどるが、誰が誰だかよくわからぬ。

一番歓声が大きくなったのは、レネー・ゼルウィガー出てきたとき。
唯一のハリウッドからのゲスト。
長袖のシャツにジーンズ。近所のコンビニ来た女子大生やん。

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と、思っていたら後日、風の便りが届きました。
ロンドン経由で来たらしいんだけど、ヒースローで荷物全部盗まれたそうな。
オープニングで着るはずのドレスやら衣装やら。
しかしめげずに、とてもお元気でした。素晴らしい。

オープニングのスピーチの〆の言葉は、”私が覚えたチェコ語”みたいのを披露。
これだけはしっかり覚えたのよ、みたいな雰囲気で。

「イェスチェー イェドノ ピヴォ」(訳:「ビール、もう一杯ね!」)

会場どっかんどっかん沸いてました。

チェコはビールの個人消費量が世界一。
昼から飲みます。
おやつの時間に飲みます。
夕食も当然飲みます。
夜中わらわら集まって飲みます。
みんなビール好き。故に。

ド派手な開会式は割愛するとして、その日は帰って寝ました。
だって盛大だったけど特筆するところないし。
こんな感じ。

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手前に見えるのは、決してストロボではない。

それではまた明日。
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by chikara_mikado | 2007-07-15 04:13 | チェコのこと

まだチェコ

明後日帰る、という状況になって
ようやく日本語フォントが入っているパソコンを存分に触る機会を頂きました。

6月15日に着いて以来、勝手気ままに生きてまいりまして、
帰った後の貯まった仕事の処理に思いを馳せますと、吐き気がもよおされます。
今日はあんまり飲んでませんのに。

秋からの住いは、圧倒的に寮(動物園)を進める声が多すぎて、
大分そっちに分銅が乗りました。

語学もですね、
泊まっている家のガキ共にお話申し上げたところ、
5回に1回は御理解頂ける御様子になりました。

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帰ったらまた、ゆっくり書こうと思います。
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のことなぞ。
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by chikara_mikado | 2007-07-10 08:50 | チェコのこと

アンジェル

思いがけない突然の雷雨。

穏やかな街から光が消えた。

頬を打った雨粒は消えずに伝う。

僕は知っている。

やがて向こうの空が明るくなることを。




ここへ来て未だ二日しか経っていないのに、
もう全てが体に馴染んだですよ。

久しぶりに会った例のアノコが、とびきりの手料理で
もてなしてくれた。ウマイ。カワイイ。
しかし着いたその夜から、ワインがぶ飲みで先が思いやられる。


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ところで、今回の訪チェコの目的でもあった、
秋から通う大学&寮の下見を済ませたのですが、
寮がヤバイ。

何がやばいって4人部屋。
一応2人ずつにドアで分けられているけれど、
この2人小部屋もヤバイ。

何がやばいって、机が二つ、ベッドが二つ、並列つなぎ。
真ん中が通り道。他なんもなし。

そりゃーね、一月1万円ですから、
文句も言えないんですがね。

寮の見学に行ったとき、面白いチェコ人トムと知り合い、
その人の部屋で小2時間ばかり語って貰ったのですよ。

そこのいい点、悪い点。
でるわ、でるわ。

・毎日どんちゃん騒ぎで、ある意味祭りである。
・安眠のために耳栓が必須である。
・テニスコート、サッカー場、バスケットゴール、無料完備。
・建物の中が動物園のごとく汚い。
・一緒に住む相手によっては最凶最悪。

ちなみにそいつ(トム)は、彼女とベッドを並べて
一間で暮らしている。同じ大学の同じ学部なわけで
上手くやったわけだ。




他の普通の部屋探そうかなと思ふ。
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by chikara_mikado | 2007-06-16 10:19 | チェコのこと

零れる景色

人間ってのは、嫌なことや気の進まんこと、原辰徳なことがあると、
不思議と視界が狭まるようにできている。 

と、たぶんニーチェなら言ってそう。               

そんな状態で電話片手に歩こうもんなら、

犬を蹴飛ばし、
電柱に弾かれ、
返す刀でオバハンに体当たり。 

本屋で棚から一冊引き抜こうもんなら、
奴ら群れで俺を目掛けてダイビン。

レジでは100円足りません。

春の陽気な妖気に誘われたものの、身の回りでアレコレ、良い事も悪いことも。
失われた狭き視野で、のらりくらりひらりとかわしてきましたが、本日一段落。
そんなこんなで、ようやく視界が120%に復元しますた。

東京湾で水遊びしているような現在の生活から、いつ社会の荒波に漕ぎ出そうかと
片足伸ばしては、水が冷たーい、風が強ーい、眠ーい、食料忘れたっ、
とオクラホマ・ミキサーだったわけですが、この度ようやく外洋に乗り出すことになりました。

といっても、きな臭い日本海や外波の太平洋ではなく、
緩やかな暖流流れる地中海でクルージングか!?
といった風情の航海でございます。

私、この10月からヨーロッパはプラハ(チェコ共和国の首都)にですね、
奨学金という名のお小遣いを携え、留学することに成りました。

昨年の11月頃から、アレコレ画策して国費留学の申請書を提出していたんですが、
今月の初めにようやく返事が我が家に届けられまして。

「汚れの目立つエアメールだのぅ、誰からだろ。架空請求だったりして。」

なんつって、開けたら中から仰々しくも厳かに、あちらの文部省から
留学許可の書類が見え隠れ。

それにしても、海外の省庁から家の郵便受けに直で郵送かよ!と
一人で突っ込んでおりました。喜びにニヤケタ顔で。

さて、私が入れていただくのは、
「プラハ国立芸術アカデミー」という大学の映画学部(通称FAMU)でありまして、
なにやら映画関係ではヨーロッパ最古の創設とのこと。

歴史と評価のつまったこの学部が、わたくしめの実力を大幅にはみ出ていやしないかと、
とてもとても心配で、最近は昼過ぎには目が覚めてしまうし、
水が合うか合わぬかなどと言うものは、そこで暮らしてみなければわからん、
などと強迫観念にも駈られる始末であります。

というのも、私は映画学部の中のプロデュース科を希望していたわけなんですが、
この科はいわゆる外国人用の留学コースではなく、一般の科だそうで。

つまりは、チェコ語が必須。
さらには、私の指導教授は英語が不得手な御様子。

あと半年で始まるわけで、
現在猛烈に勉強中。

だったらよかったんだけれど、

うん、

あれだ、

五月病だ。



始めて知る。大いなる悲観は大いなる楽観に一致するを。
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by chikara_mikado | 2007-05-10 02:13 | チェコのこと

おもいでをうり、おもかげをかう。

御影(おもかげ)という身代わりのお守りがあるそうです。
巣鴨に売ってるそうです。
風邪引いたときに飲むと、効果があるそうです。
タンスの角に小指をぶつけたときも効果がありますか?


2月13日は、日本とチェコの国交回復の書類を調印したとかなんとかの記念日で、
しかも今年は50周年にあたるのです。

というわけで、チェコの大統領・クラウスさんが来日中なのです。
早稲田大学で博士号とか貰っちゃうと。松濤館(空手)の八段とかも貰っちゃうと。

会場に着いて、入り口のとこに突っ立ってた
パイプふかしのおじさんに声をかけたら、向こうの外相でした。ビビッタ。

ついでに帝国ホテルで開かれた大統領の来日レセプション的なものにも
何の因果か、顔を出してきました。

今日は早稲田の入試日。

受験に来た学生に加え、よくわからない外国人と警護のSPが入り混じり
ちょっとだけ阿鼻叫喚。

ある情報筋によると、クラウス大統領は真の空手家ではないとのこと。
名誉黒帯的なものみたい。
それじゃあ、これだけは言わせてもらいたい。







「稽古シロ」
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by chikara_mikado | 2007-02-14 02:12 | チェコのこと

パントマ

イムをする人のことを「まいみすと」と呼んだりするそうです。

チェコ大使館で催された芸術家フランチシェク・スカーラの展示会の
オープニング・パーティーでマイミストの彼と知り合うことになりました。

正確に言えば、すでに何度か顔を合わせたことはあっったのだけれど、
文字通り「知り合う」というのは、今日が初めて。

大使館てやつは、広尾のいいとこに鎮座してるわけなんですが、
そのマイミストは生まれも育ちも六本木っ子ってことで、
パーティーが終わった後、彼の行きつけのお店で飲むことに。

ポンギッコ(というのかどうかは不明)なだけあって、
看板もない店の名前すらないBarとか行っちゃう。

場所がわかんなくて店に電話かけたら、
「ハイ、バー、デス」とか言われた。

その名前への拘りのなさが、逆にステキ。

二件目、芋洗坂のマンションの一室。
どこへ連れてかれるのかと思ったら・・

役者の卵から慕われママさんがやってるスナック。
働いてる若者は全員役者志望。

スナックも初めてだが、小説とかテレビとかに出てきそうな状況に心躍る。
稽古して、スナックで働いて、稽古して。

今年は、日本・チェコの国交回復50周年だそうで、
2月13日がその記念日なのです。

その日、チェコから大統領が来日して3日くらい滞在するんだってさ。
分不相応だが、レセプション逝ってくる。
掃除大臣と害無大臣とか来たりして。

遠巻きに七三ポマードと漫画オタクを観察してくるニダ。


と、その節目の今年に、
そのマイミストがチェコで一発公演とか

「やっちゃう?」
「やっちゃうか。」
「やっちゃう?」
「おうおう。」

という話が飲んでる最中に繰り返し出たので、
実現に向けて頑張りたいと思う今日この頃です。

以上、チラシの裏日記でした。
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by chikara_mikado | 2007-01-30 18:58 | チェコのこと

NHK/TVK

チェコ映画祭が今日開幕しました。

関連イベントのシンポジウムも無事に終わり、山場は越えたって感じどす。

んで、まぁNHKが開会式に取材に来てくれたんですよ。
月曜の昼に開会式を開く、あまりに無謀な我らが実行委員会を
全国ネットで晒し者にする気か!

と言いつつも、あまりにお客が少ない現状に、藁にも箸にも何でもいいから
縋ろうぜという心構えでございます。

開催地が横浜ってこともあってTVK(神奈川テレビ)の人も来ておられた。
お願いした甲斐があったけど、同時に深く失望させたんじゃなかろうか。

ま、テレビのニュースを見て客が波のように押し寄せることを切に願う。

そんなこんなで、セレモニー的なものは全部終了。
最後の映画上映が始まったら、わしは渋谷に逃避行だわい。

異色な面子で終電まで飲んでた。

ポーランド人の心臓外科医、大使館の文化担当書記官、ヤン・フジェベイク監督、
スポーツ用品関連のビジネスマン(当然チェコ人)、ワタクシ。

ここのテーブルだけ、日本語、英語、チェコ語が大声で飛び交う
なかなか物珍しい雰囲気。つーか、関係が見えない。

なのに隣のテーブルの人たちと偉く仲良しに。
そりゃ升酒に熱燗入れろって言ってる外国人いたら、興味津々だわな。
加えて会話の内容が、

「あの店員可愛い」
「俺あっちの子」
「酒モッテコーイ」
「フガフガ」

だったのは、あぁ、なるほど。世界共通ね。

最近、ヨコハマメリーの監督と飲みに行ったが、
そこでも女の話しかしなかったような気がする。

永遠のテーマですか。
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by chikara_mikado | 2006-10-31 03:30 | チェコのこと

ムラカフカハルキ

お久しぶりでございます。
珍しく忙しC。

シンポジウムも映画祭も最終準備に取り掛かかっております。
今までわりかし暇だったツケが一気に。


そんな中でですね、珍しい人にお目にかかりましたのでちと報告をば。
2.3日前にチェコ大使館で内輪だけの映画上映会が催されたんです。

上映作品は「スィート・スィート・ヴィレッジ」。

チェコの田舎の小さな村を舞台に、ちょっと頭の弱い青年と彼の相棒で父親代わりの男の二人を通して、村の楽しくもあわただしい日々を心暖まるタッチで描いた優しい映画。のどかな田舎の風景と生き生きとした登場人物達が何よりも魅力的。話らしい話が無い訳でもなく、繰り広げられる数々のエピソードも愉快。(どっかから抜粋)

まぁ何度か観たことがある作品なもんで上映中は爆睡でしたが。
ちなみにいい映画です、結構好きです。
コメディ風味のところもあり、後ろの奴がフガフガ笑ってました。
結構でかいチェコ人でした。

と、ここまではどうでもいい導入部なのですが、
上映会の後にちょっとしたワインパーテーみたいのがあるんですね。
オトナ達の名刺交歓会みたいな。
どこそかのパーチーとかだと、得てしてそういった会は若者に厳しい時間帯なのですが、
場所柄わりと知り合いが多く、なんとか凌げました。

そう。

そこで、紹介してもらった人の中に、「フガフガ笑ってたでっかいチェコ人」がいたのです。
2メートルくらいあんのよ。
で、めっちゃ痩せてる。
Tシャツ・ジーパン・サンダル・ポシェット。
右手にコーラ、左手にサンドイッチ。

何者!?

えーと、村上春樹をチェコ語翻訳してる方でした。トマシュ。

ところで、フランツ・カフカってご存知でしょうか。
変身とか審判とか城とかアメリカとか書いた人です。
チェコ人っつーか、チェコ出身のユダヤ人。
海辺のカフカのカフカかどうかは知りませんが。

で、「フランツ・カフカ賞」ってのもあるんです。
そろそろ授賞式がチェコで行われるはず・・
わりと凄めの作家賞なんですが、どのくらいかと言いますと、
前回・前々回の受賞者が立て続けにノーベル文学賞ってなもんです。

で、今年のカフカ賞受賞者は、話の流れ的にも当然の、村上春樹ですね。

そんなこんなで、私は村上春樹をわりと読むんです。
読める作品の大半は網羅してます。好きか嫌いかは別問題として。

トマシュを紹介されたときも、ちょうど文庫のアフターダークが鞄に入ってたんで、
ホレミロと見せたところ、またフガフガ笑ってました。今まさに翻訳中なんだと。
よくもまぁ、あの面倒くさい比喩を訳す気になるもんだ。

色んな人に会ってきたけれど、今回のは中々に異色だったぜ。





参考までに。
今年のノーベル文学賞はトルコのオルハン・パムクでした。
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by chikara_mikado | 2006-10-18 16:29 | チェコのこと

欲望の秋

やべー、もう10月だよ。
厄年なのに御祓いしないで、賽銭奮発500円で
勝った気になってたあれから早10ヶ月ですか。

9月後半も取り立てて劇的ナコトはなかったなぁ。

池袋でサンビスト(サンボをやってる人のこと、ザンギエフの仲間ではない)と闘ったり、
映画観たり、岩登ったり、麻雀大会出てみたりの合間に、ちょこっとお仕事してみたり。

流石に2行で終わるライフスタイルは物悲しすぎるので補足をば。


学生サンボ日本3位(正式名称不明)からスパーで一本とったよ。
オイラ自分で自分を褒めてあげたい。

でもね、4人しか出てない大会で3位ってどゆこと?
サンボ人口すくねぇぇぇぇ(゚д゚)


麻雀大会があったんだ。
予選5回と決勝1回の計6半チャン。
ちゃんと賞金もトロフィーもでるんだぜ。

予選5回で1位4回、2位1回。ダントツ。
てゆか、空気を読まない勝ちっぷりで部屋の温度を少し下げたか。

決勝も楽勝かな、と思いきや。
さっさか㌧で終了。圧倒的なビリッケツ。

我が人生が集約されている。


岩登ったよ。

映画観たよ。



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2006チェコ映画祭のね、HPがついに出来たんです。
チラシもポスターも全部完成。
横浜で開催ってことで、こっち方面に力を入れて広報してるから
東京の方までチラシ届いてないかも。

HP観てくだせぇ。
2006 チェコ映画祭 in Yokohama
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by chikara_mikado | 2006-10-02 19:14 | チェコのこと