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ヨーロッパの中心(あくまで地図上)のクリスマス

クリスマス、

そう、それは孤独な人にとっては、街が無駄に煌き、冷たいどん底に突き落とされ、
人々の歓声が遠くで聞こえる、そんな誠に有難迷惑なキリストの誕生日である。

また、熱いお相手がいる奴らは、全てが自分たちを祝福していると勘違いし、
普段よりチョッピリ他人に優しく、そして無関心になる、大事な記念日。

ま、どっちも適当にやってくれ。

さて、僕はそんな日にこの世の中に生まれ落ちてしまったわけであります。
そう、私の誕生日はC様と同じ、12月24日。

毎年毎年つらい思いをしてきた。
当然ながら他の家の子供に比べ、頂く贈物の数は半分。

そして、これは毎年言っていますが、
恋人がいるときは2倍楽しく、いないときは5倍切ない。
割に合っていないじゃありませんかああああああああ。

というわけで、日本にいるときは友達同士やパーティーなどで、
ごまかしごまかし来てたわけですが、今年は一味違いますよ

だって、今僕はヨーロッパの中心都市(あくまで地図上)、プラハにいるのです!
ヨーロッパですよ、サンタの出身地はフィンランドですよ。

そんなわけで、せっかくのクリスマス、そして誕生日、そして海外。
街を巡る散歩に出てみることにしました。

幸い今年は一人じゃありません。
ルームメイトが一緒です。女の子です。ある意味デートです。
そして、なんと誕生日が同じ。
彼女もまた、C様の生まれ変わりなのです。

さてさて、街に繰り出しますよ。
まずは、国民劇場の前を通りブルタヴァ川沿いを散策、
そして、かの有名なカレル橋を渡ります。
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前情報では、クリスマスのプラハは閑散としている、
パブも店も閉まり、チェコ人たちは家族と共に家で過ごすと聞いている。
どうやら日本のお正月みたいな感覚らしいです。

それでも意外と人がいるじゃないかと、思いましたが、
彼らの会話を聞くと明らかに違う言語。
そうか、、全員観光客か。

そして、プラハの目抜き通りならぬ目抜き広場。
ヴァーツラフ広場へ。
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って、おい・・
やはり出店は全閉まり。
今日が本番じゃないんか!?

うーむ、これは想像以上だ。
11月半ば頃からあらゆる広場に木で出店を作り、クリスマスの雰囲気を盛り上げ、
当日は家で過ごす
無計画なのか計画的なのかようわからんが、アホやろ。
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観光客達も怒りを通り越して呆れてるのか、もうやけっぱち
冷えた体を温めるのに、ファーストフードのスタンドに群がっている
外の気温は零下5℃とかだろう。めちゃくちゃ寒い。
いやいや、これはないだろ。悲しいだろ。

さらに旧市街広場を抜ける。
ろくなレストランもやっていない。

這う這うの体で、中華料理屋に逃げ込む。
もう、二つの意味でお腹いっぱい。
帰ろう。早く帰ろう。

道すがら、不吉なお姉さんを発見。
このディスプレイセンスは、何人たりも真似できない。
この極寒の中背筋まで凍らせてくれるとは。

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by chikara_mikado | 2007-12-26 13:31 | チェコのこと

カメラ強盗

お久しぶりです。

そろそろ年の瀬、忘年会での寒いギャグや辺りを凍りつかせる一発芸には、
くれぐれもご注意ください。

プラハのクリスマスは、街をあげての休息期間だそうです。
最大手のスーパーも、そこらへんのちっこいお店も、
みんな仲良くお休み。

なんか、昔の日本の正月みたいですね。
炬燵とみかんが、急に欲しくなった。

さて、

朝起きて窓から外を眺めたら、全てが凍りついて白くなっていました。
夜更けの最低気温は-10℃とからしいです。

土も凍っています。凍土!凍土!

こういう日は、外から帰ってきて、冷蔵庫に手を入れたら温まります。
ホームパーティーで飲むビールは、窓の外で冷やします。

夕飯に炊き立てご飯で炒飯を作る時は、外に30秒出すといい具合に冷たくなります。
こっちでは中華料理に世話になっています。
やはり、ヨーロッパの食卓には馴染み切れず、中華料理を食べるとほっとします。
話が脱線しました。


以前、プラハで盗難にあった話を書きました。
鞄を刃物で切られ、中身を盗まれるということだったので、
正確に言うと、強盗っぽいですけど。

盗まれたものはデジタルカメラ。
保険屋に電話したら、


俺:「あの、すみません。デジタルカメラを盗難されました。」

保:「とりあえず、保険申請の書類を書いて、
   現地の警察で盗難届を出して、 
   切られた鞄の写真を資料として添付して送って下さい。」

俺:「その写真を撮るカメラを盗難に・・」

保:「お察しします。」

俺(心の声):「いや、おまえ、ぜんぜんしてねーだろ。」


ま、そんなこんながありまして、現地(プラハ)の警察にも無事届出をだし、
そろそろ盗難届の証明書ができるそうです。

色々と、突っ込みどころがあるのですが、盗まれたのは10月半ば。
届け出を出したのが、11月半ば。
で、証明書が発行されるのが12月の半ば。

書類一つを揃えることが、いかに難しい国か。
思えば、VISAの取得の時も(このへん参照)、
銀行の口座を作るのにも2カ月弱かかったし、周りも苦労が絶えない。
イヤハヤ・・

さて、しょうがないので友達のカメラを使って証拠写真を撮ることにしました。
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うーむ、インパクトに欠ける・・
一味加えてみようか。
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いくぶんか、わかりやすくなった。
これでいこう。


ちなみに、状況としては、

地下鉄B線(黄色)のアンジェル駅(プラハ中心部の駅から3つほど)に
ベトナム料理を食べに行った時のこと。

ここにはアジアンマーケットがあって、青空食堂のようなレストランで食べる
ベトナムの代表的料理、フォー。
これは、メチャクチャ美味い。
汁物か麺が食べたくなったら、いつもここに世話になっている。
作ってるおじさんはちょび髭で、小悪党面をしているのだ。
話が脱線した。

アンジェル駅で、電車がプラットホームに到着し、
車両から降りるまさにその瞬間!

わずかな違和感を感じたものの、後ろの客が急いで降りようとした、
くらいにしか思わなかった。

念のためと、後ろを振り返ると、
カバンがなんかヒラヒラしている。

スカスカの小銭入れには見向きもせんと、
デジカメまっしぐらか・・

敵もなかなか、やるのう。


というわけで、皆さんもチェコをご旅行の際にはご注意ください。
特に、プラハの中心部はこういった盗み、スリが非常に多いです。

端っこに立つとか、椅子に座るとか、いつも刺々しい視線を持つとか、
なんらかの自己防衛が必要です。

そんなせいもあってか、家にネット環境が整ったせいか、
ヨーロッパの冬が思いのほか厳しいせいか、ただ単に出不精なだけか、
最近は部屋に籠り気味な毎日が続いております。


かしこ。
by chikara_mikado | 2007-12-21 09:34 | チェコのこと

シーシャ

リンゴ、ダブルリンゴ、トリプルリンゴ、
メロン、レモン、シナモン、ピーチ、
チェリー、ストロベリー、バナナ、オレンジ、
カプチーノ、チョコ、ミント、ワイン、
ココナッツ、アプリコット、ジャスミン、ローズ・・・

きりがない程、こいつには色々なフレーバーがあります。


チェコには、たくさんのお茶屋さんがある。
各国のお茶を取り揃えて、アジアン風味に店の内装を整えた、
なんか不思議な空間。

で、そこには大体コレがあります。水タバコ。

若いチェコ人カップルや友達同士が、わいわいと歓談しながら、
水タバコを回し飲み。合間にお茶でのどを湿らす。

そんな光景をよく見かけます。

勿論、パブでビールで大笑いってのが主流ですが、
こちらもなかなか静かに流行っています。

私もプラハへ来て、初めて水タバコしてみましたが、
これがまた結構おいしい。

元々、完全なる嫌煙家だったはずなのに、
甘いフルーツの香りと薄い煙、なんでかこれはOK。

そんなわけで、インテリアも兼ねて我が家にやってきました。
とりあえず揃えたフレーバーはメロンとピーチ。

夕飯もとうに済んだ夜更け、プカプカと甘い煙に包まれながら、
ぬるい明かりで読む本の味は、とてもよろしい。

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by chikara_mikado | 2007-12-09 00:51 | チェコのこと

引っ越し

自分だけのプライベートな空間を”城”なんて呼んだりしますよね。

さて、ヨーロッパの心臓、プラハにめでたく待望の”我が城”が誕生。
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ここは、街の中心から30分ほどのある一軒家の2階。
オーナーは人の好いお婆ちゃん。エコ的な思想が徹底しています。
上の階全部を借りて、日本人の女の子とシェアしています。

あぁ・・しかし、我が城とは名ばかり。

老いた女王と若き指導者の下、こまごまとした雑用をこなす、
いわば雇われ城主なわけです。

さらに、月々4万円の上納金を納めなければ、
即刻叩き出されてしまう弱い立場にあります。

城主なのに。

それでも街の喧騒や狭い寮から離れて、束の間の解放感を満喫。
先週末からインターネットも繋がるようになり、
ノートPCを背負い街へ出稼ぎに行く必要もなくなりました。

しかし、今日は月曜日。
プラスチックの日です。

台所の窓から遠い景色を眺めて、自分を慰めながら、
ペットボトルを畳まなければなりません。

城主なのに。
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by chikara_mikado | 2007-12-03 22:13 | チェコのこと